Flashでアニメーションを作成している時に、トゥイーンで拡大縮小しているところがスムーズに変化していないように見えた。細い線や比較的変化量が小さなアニメーション時に目立つようだ。ちょっと気になったので実験してみました。
実験内容
シンボルの状態(種類)によってアニメーションに違いがあるのか確かめる
アニメーションを付けるシンボルを3つ用意した。
MovieClip : Flash内で矩形ツールで描画したものをシンボルを変換でムービークリップに変換したもの。
Graphic : Flash内で矩形ツールで描画したものをシンボルを変換でグラフィックに変換したもの。
Bitmap : Flash内で矩形ツールで描画したものをビットマップに変換しムービークリップに変換したもの。
それぞれのシンボルにトゥイーンを設定して、拡大とアルファにキーフレームを設定した。
実験結果
This movie requires Flash Player 11
MovieClipとGraphicは、小刻みにカクカク変化しつつ拡大しているように見える(1ピクセル以下の変化が省略されているかのよう)。
Bitmapはリニアかつスムーズに変化しています。ただしビットマップ画像を拡大しているのでエッジ部分は滲みながら拡大されています。
結論
拡大表示しない、細い線や細かな動きを見せたい場合はビットマップに変換したほうが良さそうです。ただし、ビットマップ画像は拡大するとシャープな画像ではなくなることは覚悟の上での対応です。swf自体を拡大表示した時には更に滲んでしまうことを忘れないように。
このflaファイルは、こちらからダウンロード
注意:これらは、等倍(100%)で表示した場合の話。拡大表示しているときには、あまり気にならない内容です。
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