IK/FK Blendingを使って一連のモーションを作成する際のメモ。
・Motion OptionsパネルのChainの設定状態が保存されない?読み込めない?
・IKチェインから除外することでIKとFKを同時に使う。
操作動画
補足
下書きアーム
1つのゴールに対して、アームの曲がる方向2つのIKチェインを設定している。
FKで設定する際に、アタリとして使用。
「ゴール位置に対して、IKを使ったら、こんな角度にアームが曲がります」が見えるようになる。
FKを設定する際の回転角度の目安とする。
ただし、FKを使用するとキーフレーム間の動きは直線で補完されないことに注意。必要に応じて、間にキーフレームを作成して対処する。
IK Chainから除外する
IKチェインから除外することでIKの動きを残しつつFKをブレンドすることが出来る。
今回の動画の中では、IKによるH回転は100%残しつつ、アーム部分のP回転はFKをブレンドしている。
Motion OptionsパネルのChainのチェックを外すことでIKチェインから除外することが出来る。
ただし、この設定内容はシーンファイルに保存されない(もしくは読み込み時に読み込まれない)現象が発生する。IK/FK Blendingのエンベロープ自体は保存されているので、シーンファイルを読み込んだあと、手動でChainのチェックを外して対処することが可能。
Motion PanelsパネルのChainのチェックの件、D-STORMサポートへ問い合わせました。
回答をもらいましたが、残念ながら現状では読み込んだあとに自分でチェックを外すしか無いようです。
可能性としては、ParenterやRelativityなどを使ってリンクし、擬似的にIKチェインを構築すればChainのチェックを外す必要はないかもしれません(未確認)。
先ほど、D-STORMのサポート様より連絡がありました。
先日公開された、11.5.1で修正されたようです。
これで特別なことをしないでも大丈夫ですね。
Thanks, NewTek & D-STORM !