Lightwave11.5でUnity3Dとの連携が強化されました。
# 11.0でも使えたかもしれません
以前はUnityへ3Dデータを持っていくために、
- Lightwaveでシーンをfbxファイルとしてエクスポート
- Unityでfbxファイルをアセットとして読み込む
の2つの手順が必要でした。これは、Lightwaveでシーンを変更した時には、この手順を繰り返すことを意味しています。簡単な作業ですが面倒です。
Lightwave11.5では、Lightwaveのファイル管理の基本「コンテントディレクトリ」を適切に設定することで、この面倒な作業が一切不要になりました。fbxファイルへのエクスポートさえ不要です。Lightwaveでシーンを編集して保存すれば、Unity内のデータが自動的に更新されます。
操作動画
補足
連携機能のセットアップ
Lightwave11.5がインストールされているフォルダの中の
(Lightwave11.5)/support/3rdparty_support/Unity3D
フォルダに「LightWaveAppLink.unitypackage」というファイルがあります。
このファイルをUnityがインストールされているフォルダの中の
(Unity3.5)/Standard Package
フォルダにコピーします。
これで、Unityで新規プロジェクトを作成する際に、Lightwaveとの連携機能を使うためのパッケージ「LightWaveAppLink.unitypackage」を使うことが出来るようになります。
※ Unityでプロジェクトを作成した後で、「LightWaveAppLink」を追加することもできます。
データ作成(Lightwave)
コンテントディレクトリの構成に合わせてLightwaveでデータを作成します(もしくは、シーンをパッケージしてコンテントディレクトリの形式にしておく)。
プロジェクトの作成(Unity)
新規プロジェクトの作成で、LightWaveAppLink.unityPackageを追加する(もしくは、プロジェクトを作成後に、ImportPackageで追加する)。
Assetsフォルダの中に、Lightwaveで作成したデータをコンテントディレクトリごとコピーすれば、自動的にfbx形式のファイルが生成されて使用できるようになる。デフォルトだとスケールが0.01となっているので必要に応じて1.0に変更する。
データの編集
LightwaveでコンテントディレクトリをAssets下のコピー先のフォルダに設定して編集を行えば、シーンファイルを保存するだけでUnityへ読み込まれたデータが自動的に更新されます。
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