以前はFlash上で表示されるマウスカーソルを非表示にし、マウスカーソルの位置にMovieClipなどを表示することで、任意のデザインのカーソルを表示していました。
Flash Player 10.2からは、OSが提供するマウスカーソルをFlashから使えるようになりました(ネイティブマウスカーソル)。これを使用することで、コンテンツのフレームレートの影響を受けない、スムーズな動きのマウスカーソルを表示することができます。
注意:マウスカーソルとして使用出来る画像のサイズは最大32×32ピクセルです。
使用したマウスカーソル用の画像
「ActionScript用に書き出し」「1フレーム目に書き出し」をチェックし、クラス名を指定する(ここではCursorHandOpen)。
flaファイルのドキュメントクラスはMouseCursorを指定する。
MouseCursor.asの内容は以下のとおり。
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package { import flash.display.MovieClip; import flash.display.BitmapData; import flash.ui.MouseCursorData; import flash.geom.Point; import flash.ui.Mouse; public class MouseCursor extends MovieClip { public function MouseCursor() { var cursor:CursorHandOpen = new CursorHandOpen(); var vec:Vector.<BitmapData> = new Vector.<BitmapData>(); vec[0] = new BitmapData(18, 22, true, 0x0); vec[0].draw(cursor); var cursorData:MouseCursorData = new MouseCursorData(); cursorData.hotSpot = new Point(0, 0); cursorData.data = vec; Mouse.registerCursor("myCursorHandOpen", cursorData); Mouse.cursor = "myCursorHandOpen"; } } } |
実行結果
Flashコンテンツの上ではマウスカーソルが設定した画像(開いた手)になります。
This movie requires Flash Player 11
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