残念ながら現在のUnityには日本語ドキュメントが同梱されていません。Unityから開くヘルプは英語のみになっています。インターネット(Unityサイト)には日本語ドキュメントが用意されているので都度開いて調べるなどしていると思います。
そこで以前から興味があったChrome拡張機能を作って、なんとかボタン一発で日本語ドキュメントを開くことが出来ないか?と言うことで試しに作ってみました。
動作確認はWindows7上でのみおこなっています。Macでどのような動作になるかは未確認です。
ソースと拡張機能パッケージファイルは以下のGitHubにあります。
ChromeExt-OpenUnityJpDoc
現在開いている英語ドキュメントに対応する日本語ドキュメントを開く
https://github.com/narudesign-sekig/ChromeExt-OpenUnityJpDoc
拡張機能をインストールするとChromeの右上にアイコンが追加されます。
ChromeにUnityの英語ドキュメントが表示されている状態で、このアイコンをクリックすると、Unityサイトの日本語ドキュメントが表示されます。
完成したChrome拡張機能。UnityからChromeで開いた英語ドキュメントと同じ日本語ドキュメント(インターネット上)を開く。やってることは開いてるページのURLの一部を置き換えて開き直してるだけ。 #unity pic.twitter.com/qLILbW9yaQ
— narudesign (@narudesign_dev) July 10, 2016
GitHubのソースを見ると分かりますが、単純にドキュメントのアドレスの一部を正規表現で拾って置き換えて表示しているだけです。
ヘルプから表示されるローカルの英語ドキュメント
file:///C:/Program%20Files/Unity535p2/Editor/Data/Documentation/en/Manual/class-Transform.html
Unityサイトに有る日本語ドキュメント
http://docs.unity3d.com/ja/current/Manual/class-Transform.html
黒字の部分は共通。赤文字部分が英語ドキュメントとを日本語ドキュメントで異なっています。
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chrome.browserAction.onClicked.addListener(function() { chrome.tabs.getSelected(null, function(tab) { if (tab.url.match(/^file.*unity/i)) { var newurl = tab.url.replace(/^file.*unity.*\/en\//i, 'http://docs.unity3d.com/ja/current/'); chrome.tabs.update({ url: newurl }); } }); }); |
注意:あくまでアドレスを変えて表示しているだけなので、該当するページがないと表示されません。
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