いよいよ5月11日にAdobe Creative Cloudが発売されます。
自分が現在所有しているパッケージは、CreativeSuite5.5 Master Collection。Adobe製品全部入り(一部製品除く)のパッケージです。
すべてのソフトウェアを均等にヘビーに使っているわけではありませんが、揃っていると安心。ラスター+ベクトル画像の編集、動画編集、Flashコンテンツ作成、ウェブ構築・・・などなど、広範囲の制作をカバーできるのは、やはり心強いです。
# ソフトがカバーしているだけで、本人のスキルはとても追いついていませんが・・・
さて、このパッケージのバージョンアップには、現在2つの選択肢があります。
1. (今までどおり)パッケージでバージョンアップする。67,725円。
2. Cloudライセンスへ移行する。キャンペーン価格36,000円(3,000円×12ヶ月)
金額でみると、2.のCloudライセンスを選択したほうが、あきらかに得です。
どちらにするか、まだ決めかねていますが、自分がCloudライセンスを選択すべき理由を考えてみました。
Cloudライセンスを選択する理由:
1. WindowsとMacの両方の環境で使うことができる
同時使用しない前提で、OSに関係なく、2台までインストールすることができる。
自分が現在所有しているライセンスはWindows版。iPhoneアプリ開発時には、素材制作はWindowsで、コーディングはMacで、と両方の環境を行ったり来たりする必要があります。これがMacで素材制作からコーディングまで行うことができるようになるメリットは大きいです。
2. 金額的負担が小さい
CS3移行の製品を持っていると、2012年8月31日まで期間限定で月3,000円の年間プランが適用される(通常でも月5,000円)。パッケージ版のバージョンアップは67,725円なので、1年分の費用を考えると31,725円抑えることができる(約50%OFF)。
3. Adobeの最新テクノロジーを使うことができる
HTML5やCSS3、スマートフォン対応、その他、コンテンツ制作を取り巻く環境は日々変わっています。それらに対応すべく、Adobeが発表する新たな製品群は魅力的です。それらも自由に使うことができます。
私がCloudを選択することによるメリットは大きそうです。
1つだけ心配していることがあります。それはCloudライセンスを継続しなかったときのことです。Cloudを選択して、1年後にバージョンアップは不要と考えて継続しなかった場合、当然CS6のソフトウェアは使えなくなります(手持ちのCS5.5を使うことになるのか?)。しかし、パッケージ版を購入していればCS6を使い続けることができます。
ただ、自分が現在のようなコンテンツ制作を続けている限りは、「最新版を使わない」という選択肢は自分には無いと思います。印刷や後工程の存在する制作では、周りの環境が整うまでは、あえて最新版を使わないこともあるかと思いますが、自分のようなコンテンツを制作する場合には、最新バージョンのソフトウェアを使うことは表現の幅を広げるためにも必要なことです。
この文章を書くことで、自分がどちらを選択するべきか分かったような気がします。iPhoneアプリ開発の環境整備のためにも、早くCloudを申し込んだほうが良さそうです。