少し前にPlayStationVitaのアプリケーションを開発することができる「PlayStation Mobile Developer Program」がオープンβに入ったことを小耳に挟んだ。その時にSDKはダウンロードしておいたんだけど、Vitaの実機を持っていないので、インストールもせずに手を出すか出すまいか迷っていた。
月初からの仕事も、ここに来て一区切り。ちょっとのんびりしてる時に日経ソフトウェア8月号で特集が組まれていることを知りました。
「SDKついに公開 PlayStation Vitaプログラミング入門」
早速、買い物ついでに、近所の本屋さんで日経ソフトウェアを買って来ました。
まだ全部読めていない。冒頭部分を読んだ感じだと、
・統合開発環境が含まれている(MicrosoftのVisualStudioのような開発環境は不要)
・Windowsで動くシミュレータ付属
・開発言語はC#
・2Dのゲームエンジンはcocos2dを参考に作られている
・2012年後半から正式版になる予定(99米ドル/年)
などなど、自分にとっては好都合な話ばかり。
シミュレータの出来がどの程度なのか不明なのでなんとも言えないけど、とりあえずSDKを触ってみるには問題ないかな。もし、本格的に開発するようだったら実機を買えばいいし。
cocos2dを参考にした2Dのゲームエンジンも好都合。iPhoneアプリ開発のためにcocos2dを触っているところなので、考え方の流用はできそう。
Unity3DのスクリプトでもC#が使われていて、若干は勉強済み。C#を学んでおけば他への展開もできそう。
とりあえず無料だし触ってみようと思います。
そのむかし、MSXなる規格があった。色んなメーカーが独自の特徴を持たせつつ、メーカーをまたいで制定されていた規格。
良いものを作れば売れる時代は終わってしまった今、メーカーをまたいで統一された規格なんて制定されることは無いんだろうけど、作る側からすると1つになって欲しいね。
Android, iPhone, PlayStation Vita, … ターゲットごとに覚えることが多すぎて大変です。リスクを考えたら1つに絞るのも怖いし。
PlayStation Mobile Developer Program : http://www.playstation.com/psm/developer/index_j.html